1960-10-14 第35回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第4号
特に大野浦の関係の自然発火の激しいところは、数十年燃えて、消してあるのですが、密閉しておりますけれども、消してはあるのだけれども、完全に消えないでくすぶっているという状態が続きまして、おそらくあれはそういう区域ではありましょうけれども、炭に火がついておるものですから、もちろんそのときには消したという認定で一応済ましておりましても、完全消火というものはなかなかできませんので、少し火の気が残っておりますと
特に大野浦の関係の自然発火の激しいところは、数十年燃えて、消してあるのですが、密閉しておりますけれども、消してはあるのだけれども、完全に消えないでくすぶっているという状態が続きまして、おそらくあれはそういう区域ではありましょうけれども、炭に火がついておるものですから、もちろんそのときには消したという認定で一応済ましておりましても、完全消火というものはなかなかできませんので、少し火の気が残っておりますと
こういうことを考えられ、昨年行われましたところの増産期には、十一月に貝島、大野浦のガス爆発、それから東中鶴鉱の水没、それから籾井、小倉炭鉱、ごく最近社会問題になろうとしておりますところの江口炭鉱の水没等、数多くの問題が発生しております。
そこで昭和二十年三月、貝島炭鉱の大野浦で実驗いたしました記録によりますと、石炭二トンを或る一定の場処に置いて、それを坑内にありますコンべヤーという運搬機に積込みます実驗をいたしましたところが、この実驗の結果、貝島炭鉱の桑原という青年は体重五十七キロであります。